2012年7月3日火曜日

JICAパナマ来所


こんにちはー。コスタリカのいのうえです。毎日更新してますねw。何となく1週間の流れが分かってもらえたラと思って書いてます。来週からは日本のメンバーも来るのでまた違った感じになると思います。


さて、今日はJICAパナマの人たちが来所しました。これは2月に終了したKaloieプロジェクト関係の訪問で、今パナマでも、Kaloieと同じような取り組みを考えていて、実際のどうやっていたのかを視察に来ました。メンバーは、JICAパナマの職員、カウンターパートであるリハビリセンターの職員、こちらのコンセホにあたるセクションで働いている人たちですね。それに現場で働く協力隊委員の方です。朝から2時間半ほどの滞在でしたが、Kaloieの全体像、その中の自立生活の部分の説明をこの事務所で行いました。


これまで、自立生活を説明するのに、畑くんのビデオを使ったりしていたのですが、最近ルイス・エルナンのビデオができ、これがちょっといいんですね。なんでもない一日を撮ったものなんですが、何か人を心の打つんです。そのうちYoutubeにでもあげたいと思います。ビデオを見ながらの解説にさらにスサーナが補足をして、このあたりは鉄板のプレゼンです。日本から伝えられたものが完全にこちらで根づいて、さらに別な国に伝えられている。ここでの運動もちょっと別なフェーズに入ったと感じました。このKaloieのプロジェクトは、同じようにホンジュラスでも参考にしてやることが決まっているのですが、最初はまだ自立生活運動=当事者エンパワメントが中心になる流れになっていないのですが、そのうちここのメンバーが当事者支援で近隣の国に行くこともあると思われます。



午後からは、パナマの人たちと一緒にKaloieのプロジェクトで作業所の活動などをやっていたテラバに行ってきました。ここには、Kaloieの中間評価時に廉田さんと一緒に行って以来2回目の訪問になります。




























テラバは、障害者の問題だけでなく、貧困、少数民族の問題など、複雑な問題が重なった地域です。しかし、ここでも、当事者が権利意識と尊厳を持つこと、団結して政府・行政に要求していくことなど、自立生活運動の中で繰り返し言われ来たことが、今はJICAなどの支援の中心課題にもなっていることが分かります。



テラバから帰って、みんなもう帰ってるかなーっと思ったら明日の新人研修の準備でまだみんな忙しそうでした。それでも少しずつ帰っていまはホンジュラス帰りのウェンディとスサーナが残って((´∀`))ケラケラ笑いながら明日の資料を作ってます。楽しそー。

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