2012年8月23日木曜日

ハナの自立第一歩


今日は木曜日でスタッフ会議の日です。

今日も盛りだくさんだったのですが、主なテーマはごらんのハナの話題でした。このセンター初の自立生活プログラムの参加者となって元気な姿を見せてくれて、次は日本だと言っていた直後に気管切開部分から出血。一時呼吸困難に陥ってしまい予定のJICAの面接に出席できなかったので、今年の中南米研修に行くことができなくなってしまいました。

もともと事務所が町の方に移ってからなかなか出勤できずにいて、グループとも疎遠になっていたのが、さらに疎遠になってしまってました。最近は朝遅くには来るようになりましたが、そんな中途半端な関わりでは、ちゃんと仕事を頼むことはできず。メンバーのみんなもどう関わっていいのかわらない状態がつづいていました。

グループではずっと社会保険庁と国家リハビリ審議会に対して、スサーナとハナの自立予算を要求していたのですが、ここのところ社会保険庁との交渉がうまく進展したのもあて、ふたりの予算が取れることが決定しました。スサーナはもともとすぐにでも自立したい意志があったのですが、ペレスセレドンに家族がいるからという理由で認められなかったのがやっと家から出られることになりました。

ハナは、こんな状態がつづいていたので、予算が取れたからと言ってすぐに自立したいと言うかどうかみんな半信半疑だったですが、ウェンディが話すとすぐにやりたいと言ったそうです。今日の会議でもやりたいという話だったので、どのタイミングでどういうやり方でということまで話は進みました。

今日はカルロスもゲスト参加。

先日のビンゴで役割を持っていたのに、途中で体調不良で放り出していたり、最近毎日の予定を確認するボードで毎朝朝礼時に予定を確認するようにしているのですが、なぜ自分の名前ががないのか不満げに訊いていたり(というか朝礼の時いないしw)、かなり微妙な雰囲気がつづいていたのをこの際色々説明して関係を修復するようないい機会になりました。


先日伊藤さんが持ってきてくれた3台の車椅子のうちの一台をハナに使ってもらうことにもなりました。

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