2012年8月31日金曜日

おかえり〜



こんにちは。いのうえです。

昨日ジゼルとスサーナが日本から帰ってきました。スサーナにはまだ会ってないのですけど、うちに帰ってくつろいでいるジゼルの家に顔を見に行ってきました。親戚一同にマイノルのお母さんも来ていて、家中誰が誰だかよく分からない状態でした。













ジゼルはああ見えてけっこう気を使う方なので、慣れた地元の方がいつも生き生きして見えます。帰ったばかしでもう少し疲れた顔してるかな〜って思ったらぜんぜんでした。訊いても疲れてないって言ってました。サンホセに迎えに行って帰って来たマイノルの方がダウンして横になってました。


お母さんたちが、スープを作ってくれてみんなでそれをいただいて帰ったのですが、うまそうに食ってたな〜。ぼくままだまだ帰れませんが、なんか気持ちが分かります。ちょうど彼らがメキシコ経由で帰って来た頃こちらはもの凄い雨でまるで嵐のようでした。この日も時折会話を遮るような雨。雨の中またみんなでバスに乗ってセントロに帰って行きました。

2012年8月30日木曜日

バリアフリーチェックのはずが..


こんにちは。いのうえです。

今日は、朝から保健省の人と協力して、町をバリアフリーチェックして歩く予定だったのですが、行っても誰もおらず。責任者の人に聞くとそういう話があるのは知ってるけれど、今日ではないはず。という返事。事務所のすぐ近くだったので、連絡するとウェンディがやってきて再交渉。どうやら話しを進めていた本庁とこの支部との連絡がうまく行っていなかったみたいで、日を改めてまたということになりました。声を掛けるとすぐに集まってくれるモビミエントの人たちもしばらく事務所にいて今日は帰っていきました。


ウェンディは昨日サンホセで国会でのミーティングに行っていたのですが、国会ではLey de investigación de Biomédicaといって新しい医学的な技術を人間に応用できるようにする法案を通そうとしているという情報を持って帰って来ました。これは、たとえば知的な障害があったときその人の同意がなくても人体実験の対象にできるような文案になっていて、障害者団体としては到底認められないということで、朝からファックス攻撃ならぬ、こちらでは電報攻撃で各党の議員に抗議文を送っていました。参考までに「研究者は法案の通過を求めている」(スペイン語)。色々見てみたけれどこれが一番わかりやすかった。

右はモビミエントのヘイネルくん

2012年8月29日水曜日

INAアナロレーナさん来所


こんにちは。いのうえです。

今日は、ウェンディとルイス・エルナンがサンホセで国会での仕事。マイノルもジゼルの迎えでサンホセに行ってしまっているので、事務所にはコーディネーターとルイス・アルベルトだけとすこぶる静かな一日です。

しかし午後からお客さんあり。毎日毎日よくこれだけ仕事があるな〜ってくらい色んな人がやって来ます。

今日来所されたのはINA(Instituto Nacional de Aprendizaje)という国立の研修機関で障害者のコーディネーターをされえいるアナロレーナさんです。障害者が研修を受けるときに必要な配慮についてや、先日まで受けていた研修の感想など様々なテーマで意見交換を行いました。

この国では、何歳になってもこうした機関を使って学習をつづけることができます。しかも国立なのでほぼタダみたいな値段で研修を受けることができます。ここでは大学もぼくらみたいに高校出たら4年行って終わりではなく、そういう通い方もできるけれど、週末や夜間を利用して終了したりその人のライフスタイルに合わせて様々な形で行くことができるようになっています。

このセンターのメンバーを見ていても、ここまで順調に行っているのは、ふつうの人の教育のレベルがものすごく高いのがその理由のひとつだといつも思わされます。


今日も仲介してくれたのはコンセホのパウラさんでした。Kaloie時代からずっと協力してくれている大事な友人です。さて、明日はやっとジゼルとスサーナが帰って来ますね。

2012年8月28日火曜日

今日のいろいろ〜


今朝は久しぶりにみんなとしゃべれて嬉しかったです。陽子さんもいないし、しばらく日本語を話してなかったんですよね〜。

さて、スカイプしてると何だか人が集まって会議が始まってました。何人かスカイプで紹介しましたが、訊くと今日は9月28日にあるデモの打ち合わせだそうです。9月29日が国連の障害者権利条約をコスタリカが批准した日なのでその日に合わせてやりたいのですが、週末にかかってしまっていて町中にはほとんど人がいないのでインパクトが少ないということで一日早めてやることに決めました。今日はその最初の打ち合わせで、ここの障害者グループと協力してやっています。

ここのセンターは『モルフォ』といって自立生活センターのことを指しますが、それ以前に活動してきたグループがあって、それを総称して「コスタリカ自立生活運動」と言います。今回のデモはこのグループ主催で行うことになっています。


交通局や市役所に趣旨を伝える手紙をウエンディが書いて、それをみんなで手分けして、印刷して団体章を押して行きます。












さて昨日届いたニューアイテムです。メインストリームにもあるような荷物を入れておくロッカーなのですが、こちらは不用心なので鍵付きです。なんですが、鍵を閉めると鍵が取れなくて、開けると取れたり(笑、鍵がないロッカーがあったり、こちらならではの不具合満点のロッカーです。しかもご覧のように16しか数がないので、介助者も入れるとぜんぜん足りないので、どう使うかをまた会議で決めないと行けません。


昼食後のひととき。ここはキッチンのカウンターです。ルイス・アルベルトが11時半になったらいつも持たなくなって早弁を始めるのがこのカウンターです。みんなお弁当を持ってくるので、ここで準備してご飯を食べるんですね。今日はもう終わっちゃってるんですが、カロルや介助者がいつもここで賑やかに冗談言い合ってるところです。













そんなところに、今日は介助者のメリーナのお母さんと弟さんが見えました。メリーナは今ウェンディの部屋に住み込みみたいな形で暮らしてるので、ちょっと顔見に来たみたいです。ウェンディは介助者も自立しないといけないっていつも言ってます。

いつもは賑やかなチューチョがお母さんが来たら何か静かなので、みんなに冷やかされてました。どうもメリーナに気があるみたいなんですね。そんなチューチョ昨日は、精力増強剤を買ってみんなに笑われてました。事務所のムードメーカーで貴重な人材です。


2012年8月27日月曜日

保健省のエリカさん来所〜


こんにちは。いのうえです。

今日は午前、保健省のペレスセレドン支部で働いているエリカさんが来所しました。前からの知り合いではあったようですが、先日ブエノスアイレスの会合に行ったときに声を掛けられ、その翌週マイノルとウィンディが保健省へ行って話をしてきました。

今日はそのつづきで、話がもっと具体的になってきました。内容は市民の意識向上に関することで、こちらの大学や高校と協力しながら進めていく。準備して来年からコンセホや市役所とも協力してキャンペーンをやる。草の根プロジェクトでも活動に含まれているバリアフリー証明書の普及も絡めてやるなど、トントンと話が進みました。

ぼくは前に座って話を聞きながら、前からきれいな人だな〜って思ってたので、ちょっとドキドキ(笑、ウェンディに、「コンセホ本部の理事会で私たちの活動に反対する人がいて、マルコスさんから大事なミーティングは写真に撮っておいてって言われたから写真撮っておいて」って言われたけど、言われなくても撮ってるしw


ま、ご覧のように残念ながら既婚者なんですけど。本人たちの努力はもちろんですが、こうして市民にも役所の中にもこうやって応援してくれる人が何人もいるからこのセンターの活動は進んできたんですね。

2012年8月24日金曜日

カルロス研修終了


ふう。雨の中をカルロスをバスターミナルまで送って帰って来たところです。今週は、早起きする日が多くて、ちょっとハードな一週間でしたが、これでひとまず一段落しました。

さて、火曜日からサンホセからここペレスセレドンにやってきて、モルフォ自立生活センターのメンバーに研修を受けたり、ミーティングをしていたカルロスですが、ようやく今日すべてのプログラムを終了して再びバスに乗ってサンホセに帰って行きました。


到着直後は、本人も不安げな表情をしていたし、こちらのメンバーも様子見なところもあったと思いますが、最終日の今日最後のミーティングの時間ではすっかり溶け込んで、完全にこちらのメンバーの信頼も得ていたように見えました。昨日はカルロスの活動計画を聞きながら、こちらが今やっている活動も伝えて双方のすりあわせがありました。日本での研修が終わって帰って来たら、もう一度ここへ来てもらい、さらにその成果を加えて活動計画を具体的にする予定です。

日本では、ジゼルとスサーナのピアカウンセリングリーダー研修が終わってもうすぐ帰って来ますが、こうした成果を広げる上でも、サンホセに拠点があるのとないのとでは、その後の広がり方がまったく違ってくるんですね。そうしたことをずっとここのメンバーは望んでいたのですが、それがやっと具体的になってきたわけです。


昨夜は、最後の夜だったので事務所でお好み焼きをして食べ、大学が終わって帰って来たウェンディを待って、彼女の家を見学に行ってきました。今月から事務所の近くに引っ越して来たので、こうしてふらっと見に行くにはちょうどいいです。介助に入っているのは今売り出し中のメリーナちゃんです。今月からふたりの女性介助者が働いているのですが、ひとりはルイス・エルナンの妹なので、実質コスタリカの自立生活センターの最初の女性介助者ということになります。よろしくね。

2012年8月23日木曜日

ハナの自立第一歩


今日は木曜日でスタッフ会議の日です。

今日も盛りだくさんだったのですが、主なテーマはごらんのハナの話題でした。このセンター初の自立生活プログラムの参加者となって元気な姿を見せてくれて、次は日本だと言っていた直後に気管切開部分から出血。一時呼吸困難に陥ってしまい予定のJICAの面接に出席できなかったので、今年の中南米研修に行くことができなくなってしまいました。

もともと事務所が町の方に移ってからなかなか出勤できずにいて、グループとも疎遠になっていたのが、さらに疎遠になってしまってました。最近は朝遅くには来るようになりましたが、そんな中途半端な関わりでは、ちゃんと仕事を頼むことはできず。メンバーのみんなもどう関わっていいのかわらない状態がつづいていました。

グループではずっと社会保険庁と国家リハビリ審議会に対して、スサーナとハナの自立予算を要求していたのですが、ここのところ社会保険庁との交渉がうまく進展したのもあて、ふたりの予算が取れることが決定しました。スサーナはもともとすぐにでも自立したい意志があったのですが、ペレスセレドンに家族がいるからという理由で認められなかったのがやっと家から出られることになりました。

ハナは、こんな状態がつづいていたので、予算が取れたからと言ってすぐに自立したいと言うかどうかみんな半信半疑だったですが、ウェンディが話すとすぐにやりたいと言ったそうです。今日の会議でもやりたいという話だったので、どのタイミングでどういうやり方でということまで話は進みました。

今日はカルロスもゲスト参加。

先日のビンゴで役割を持っていたのに、途中で体調不良で放り出していたり、最近毎日の予定を確認するボードで毎朝朝礼時に予定を確認するようにしているのですが、なぜ自分の名前ががないのか不満げに訊いていたり(というか朝礼の時いないしw)、かなり微妙な雰囲気がつづいていたのをこの際色々説明して関係を修復するようないい機会になりました。


先日伊藤さんが持ってきてくれた3台の車椅子のうちの一台をハナに使ってもらうことにもなりました。

2012年8月22日水曜日

カルロス登場!

偶然できたチームですが、じつは同い年なんですね。

こんにちは。いのうえです。

昨日夕方サンホセから、今年日本での地域研修に参加するカルロスが来て、こちらのメンバーの研修を受けています。金曜日まで滞在する予定で、介助者として一緒に行くアレックスに介助を覚えてもらうのも含めて、モルフォのメンバーと色々交流を深めて帰ってもらうつもりです。

もともとこのグループのメンバーのハナを研修に送るつもりだったのですが、面接の直前に体調を崩してしまって出席できず、消去法的にカルロスが日本に行くことが決まりました。本人も「なぜぼくが選ればれたのですか?」と訊くくらいなので、こちらのみんなともこれまであまり馴染みがなく、メンバーとしてもこれまで培ってきたコスタリカの自立生活運動の流れをここで切ってはいけないと考え、事前にきっちり話をしておく機会を持ちました。












今回は、アレックスとぼくが介助に入ることになっていて、ペレスセレドンには一人でバスに乗って来てもらうことにしました。到着したカルロスを、バスターミナルに迎えに行くと最初の一言は「家族以外とこんな旅行したの初めてだよ」でした。文字どおり、自立生活への第一歩になったわけです。昨夜歓迎会の後、ルイスアルベルトと一緒にマクドにアイスクリームを食べに行って楽しそうに帰って来ました。ルイスはハナの自立生活プログラムではあまり活躍できなかったのですが、ツレ感覚で遊びに連れて行くにはぴったりですね。


今日は日本での研修でもやらなくてはならない自分史を話してもらった後、自立生活運動について、このセンターについての説明などを行いました。双方からたくさん質問が出て、色んな疑問も解決しつつあるようです。カルロス本人は廉田さんの印象が悪いのをまだ気にしてるみたいですが、こちらでは少しずつ信頼を得て行っています。

このグループを見ていると、偶然始まったことが意外な方向に進んだりするのですが、最終的にはグループの力になって運動が進むように見えます。もともとハナを送るように準備してきたのが、急に方向転換を強いられた形ですが、今回も最終的にはいい方向に向かうのだという予感がします。

2012年8月21日火曜日

グルーポグランデ会議


こんにちは。今日はサンホセから、今年の中南米研修で日本に行くカルロスが来るので待っているところです。

今日はグルーポ・グランデと呼ばれている地域の障害者の会議の日です。障害者の人が相談に来ると、とりあえず「月一で集まってるからおいでよ」って言って誘っているので最近はどんどん人数が増えています。だいたい月初めの月曜日にやっているのですが、今日は変則日程での開催です。ぼくはあまり絡んでいないのでよく分からないのですが、どうも先日のビンゴの決算があわずなかなか先に進まない様子です。今日は久しぶりにアイーダも姿を見せてました。

さて、ぼくは買い出しがあったので、途中で抜けたのですが、帰って来たら会議は終わっており、みんなで楽器演奏しながら歌って盛りあがってました。















アコーディオンを弾いているのがホルヘさん。横で歌ってるのが昔からのグループの一員ジョナタン。最近事務所に来るようになったホルヘ・ルーゴさんがギターです。メキシコのランチェーラという音楽を演奏して、途中でみんな高い声出して合いの手を入れてめちゃくちゃ盛りあがってました。

2012年8月20日月曜日

ラジオに出てきたよん


こんにちは。いのうえです。
今日はいつもよりちょっと早起きして、7時30分からラジオに出てきました。ラジオ・クルトゥーラといって自立生活センターができる前からこちらの障害者グループが30分の枠をもらって出演して色々障害者の問題を広く市民に知ってもらうようにしています。
4ヶ月前から、弱視のアルバロが司会をやっているそうで、先週出演を頼まれたので行ってしゃべってきました。






















放送局は市場の一角にあって、隣はごらんのように八百屋さんです。7時半に始まるので、少し前にということで15分くらい前に着いたら、技術を担当のアレハンドロさんだけ。司会のアルバロも直前に顔を見せるくらいだったで、もっとゆっくりすればよかった。なかなか日本人の癖は抜けないな〜。


自分がここに来ている目的や、JICAのとは、メインストリーム協会とは、日本の自立生活運動は?などの質問に答えながら、今日一緒に出演する予定だったルイス・エルナンが来るのを待っていましたが、結局来ず。途中で聴覚障害のもう一人のアルバロが遊びに来たんですが、アルバロ喋れねーし。結局司会のアルバロとぼくとで30分喋りつづけました。

事務所にいることが多い毎日ですが、たまにこういうところに行くのは新鮮で楽しいですね。また来て話して下さいってアルバロ言ってたけど、ほんとに行こうと思います。2年間メインストリームラジオで鍛えられた成果はこんなとこにも出てるわけです。朝の新鮮な空気の市場を通っていつもどおり出勤。二人のアルバロと事務所に向かっていると、なんかわからないけれど、めちゃくちゃ楽しかった。

2012年8月18日土曜日

フェルナンド・マリンIMAS総裁来所


こんにちは。いのうえです。こちらは土曜の朝で、いつものようにのんびりした空気の町中です。今日はこれからマイノルの家にお昼ご飯をよばれに行くので、その前にちょこっと事務所でインターネットしています。

昨日は、午前中コンセホの代表が来て話をするということだったので、みんなで待っていたんですが、誰も訪れず。お昼ご飯が終わると、みんな先月からずっと通っている職業訓練省の人間関係の研修に出てしまうので、さら事務所はのんびりした雰囲気に。このところ、昼に掛けてものすごく暑くなってきて、午後には強烈な雨が降るというバターンなので、今日もそんな感じかな〜と思っているところに、介助者のアルベルトが、研修に行ってるマイノルので伝言を持って事務所に「社会保険庁のフェルナンド・マリンが4時頃事務所に来るのでみんな帰らず待っているように」とのこと。

事務所には、コーディネーターのアレックスとカロル、介助者のエレナ、アレックスの彼氏とぼくだけという人員。そこから急に事務所の大掃除が始まって、コーヒーの準備、カロルは大雨の中、軽食のパンを買いに行ったりと、途中停電や雨漏りもあったりでたいへんでした。



今回セッティングしてくれたのは、月曜日から日本に向けて出発する社会保険庁(IMAS)ペレスセレドン支部長のウィルベルさんで、総裁がこちらに来る予定があったので、帰りの寄って事務所の見学をして行くように予定に入れてくれました。さすが大臣の一行とあって、運転手やおつきの人が何人もいて、最後まで誰が誰だが分かんないままでした。

ところで、これまで、フェルナンド・マリン氏を保健省の大臣って書いてたことがあると思うのですが、誰かがそう言ってたのでそのまま真に受けていたので、この機会にちゃんと調べてみると、社会福祉省の大臣でした。同時に社会保険庁(これは独立した機関です)の総裁も兼ねているのですね。コスタリカの大統領執務室のホームページに行って、社会福祉省のところをクリックすると、なぜか社会保険庁に飛ぶようになっていました。

さて、かなり強く降る雨の中来所した一行は、あまり時間がなさそうだったので、さっそくピカピカに磨いたばかしの事務所を見学。アレックスが一つ一つ部屋を案内して説明をしました。




何度か書いたことですが、町の中心にこうした事務所を持てて、そこに介助者もいて、ちゃんと仕事しているところを見てもらうことが一番の宣伝になったと思うんですね。今回も急な来所でしたが、いい機会を持てたと思います。後は、ウィルベルが日本に行って最後の一押しで、かなり状況はいい方向に動くと思います。




最後にみんなで記念撮影。参考までに、昨年1月のフェルナンド・マリン総裁の新聞インタビュー「無責任がこの国の問題だ」。しかし、待っててもすっぽかして来ない人もいれば、急にこんな大物がやってきたり、ラテンアメリカで働く不思議さと面白さがちょっとわかってきたところ。

じゃね〜。また来週〜。

2012年8月17日金曜日

Centro de Vida Independiente  "MORPHO"


おはようございます。いのうえです。今日は朝からコンセホの代表の人が来てミーティングがあると朝礼でマイノルが言っていたので、みんな待ってたのですがぜんぜん来る気配がありません。たまにあるんですよねこういうのが。

なので、空いた時間を使って、お約束していた事務所の紹介をしますね。メンバー2人が日本に行っていて、ルイス・アルベルトが休みを取ってプンタレナスに帰っていたり、アレックスはビザの手続きで出払っていたり、中がちょっと寂しいので、介助者の人がたむろしてたりいつもの雰囲気をお伝えできないのが残念ですが。即席で平面図を書いたので、それに沿って紹介しますね。


①ガレージ
文字通りガレージで最初は陽子さんの車が置いてあったりしたのですが、大きな机を作ってもらって、ここで会議とか日々の仕事をするようになりました。事務所のメインスペースですね。

ルイスが日本のデレとスカイプ中













②掃除道具が置いてあったり、洗濯するする場所です。左に見えるのが、ぼくが着いてすぐに壊しちゃった洗濯機ですね。新品だったので、交換してくれるはずなのですがなぜかまだそのまま置きっぱになってます。

③キッチンです。巨大な冷蔵庫やジューサーなど、けっこう道具にはこだわってます。












④受付です。日本に行ってるジゼルがいつもは座ってる場所です。玄関を入るとこんな風景になってます。



⑤コンピュータが置いてあってここが仕事場だったはずなのですが、ガレージにメインスペースが移ったために、ここは介助者の人がフェイスブックなどをしながら待機する場所になることが多いです。今朝はマイノルが日本とつないでスカイプ中です。



⑥ベッドが入っちゃってますが、もともと会議室として使っていた部屋です。隣の自立体験室の方が仕事しやすいのと、会議を籠もってすることはなるたけ避けようということで、ベッドをこちらに入れてあります。














⑦本来自立体験室として使ってる部屋です。ハナのILPもこの部屋を使ってやりました。

ちゃんとバス・トイレ付きなんですね。















⑧こちらが事務所のトイレです。シャワーも付いているので、車いすではこちらの方が使いやすいです。



⑨部屋というか、ただのスペースなんですが、日本とスカイプするときにはこのテレビをモニターにしてここにみんな集まってやっています。













⑩備品を色々しまってある部屋です。 Kaloie時代に使っていたものとか色々しまってあります。



⑪もったいないことですが、事務所にはこれといって使い道のない部屋がいくつかあって、ここはとりあえば車いすを置くスペースになっています。











⑫金庫部屋です。今はKaloieから譲り受けた大きな金庫と簡易ベッドが置いてあるだけです。スサーナがおいていった車いすも置いてありますね。


⑬裏に回るとこんなスペースがあります。ぼくは結局一回した使いませんでしたが。洗濯機壊しちゃったので(笑。今はホテルのレストランで働いているアレイダさんに安く洗ってもらってます。



⑭裏のスペースに出る秘密の通路ですね。キッチンの奥から行きます。アレックスがいじけて介助者部屋って呼んでた部屋です(笑

これで、全部です。だいたいお分かりになったでしょうか?ベッドもあるのでいつ来ても泊まれますよ〜。