2014年7月10日木曜日

ドン・マヌエル・デ・ヘスース


日中庭に面したスペースで仕事をしているとときどき「ドン」と音がします。庭に生えている木からマンゴが落ちる音です。それをそのまま持って入り皮をむいて食べたり、ジュースにしたりしています。熟れて甘くなるのをマンゴといい、もっと大きくて中が青いまま塩をかけて食べるのをマンガというそうです。食べきれないほど落ちてくるので、そのまま朽ちて腐っていくものもたくさんあります。

マンゴの木
今日は朝からマヌエル・デ・ヘスースさんが来てNGOの運営の仕方についてワークショップをやりました。マヌエル・デ・ヘスースさんはモルフォのメンバーがKaloieの時代から知り合いで、現在はもう引退しています。今年度に入ってモルフォに来てNGOの運営について無償で講義をしてくれています。昨年度が終わる頃から自立生活センターに関わる活動についてはもうほとんど学ぶことがないほどきっちりやっていて、日本から専門家で来ても教えることがないほどです。逆に、ここコスタリカの状況に併せてもっとしっかり運営について勉強することがたくさんあると感じていました。そのためにプロジェクトから予算を割いてもいいとも思っていましたが、こうして無償でやってくれる人を見つけたならこれよりいいことはありません。


今日は4回目で会計についての講義でした。とてもやさしくかみ砕いて話してくれていて、おそれくモルフォのメンバーでも分かっていることも多かったと思いますが、聞いていたマタによると、たんに会計について教えるのではなくそれがNGOの活動とどう結びついているか全体を見渡しながらやってくれるのがいいとのことでした。












3年目に入り、これまで2年バタバタしてなかなか落ち着いて仕事ができる状態ではなかったですが、ここに来てようやく地元にちゃんと根を生やしてまたここからやっていけそうな感じがしてきました。

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