2015年7月21日火曜日

新しい仲間を紹介します


ペレスセレドンは久しぶりに朝から晴れてカラッとしたいい天気になりました。
今日は新しい仲間を紹介したいと思います。日曜日に夕方に到着して昨日月曜日からここモルフォで研修を受けているのですが、ルイス・パブロさんといい、アラフエラ県のサンラモンという町から来ています。アラフエラは空港のあるところで、サンラモンはそこから北の方へさらに車で1時間ほど行ったところにあります。

じつは、ルイス・パブロさんはメインストリームで実施した自立生活の研修以前に誰よりも早く日本に行って日本の障害者の実態を見てきた経験があります。これもJICAの研修だったそうで、およそ9ヶ月滞在して自立生活を含む障害者の分野の色んなことを勉強して帰ったそうです。彼はその後ペレスセレドンで実施されたプロジェクトKaloieに関わることもなかったので、その経験をコスタリカで還元する機会もなく、そのまま無関係で今まで来てしまいました。

昨年2月にサンホセで行った障害者全国集会にも招待する参加者のリストに上ることもなく、モルフォとの関わりは、昨年9月こちらの7チャンネルのテレビで、モルフォのメンバーがサルチという町で自立生活のセミナーをやるということをニュースでたまたま知って、サンラモンとはすぐ近くの町だったので、そのセミナーに参加したところから始まったと言うことでした。



もともと自立生活センターがやりたく、すでに地元で「カイゼン」というグループを率いていたことから、そこから本格的にモルフォとの関わりが始まりました。ぼくは今回初めてあったのですがすでにもう何回もモルフォにやって来ていて、5月末の第2回全国集会にも参加してくれていました。

今回の研修は一応自立生活プログラムということでやっているのですが、実際の所はリーダー研修にあたり、先日ルイスがメインストリームでやったのと同じように、自立生活運動の歴史からセンターの運営まで、現在モルフォでやっているすべての仕事を伝えることになっています。市役所とうまく連携して活動しているらしく、土地の提供もしてくれるということで、木曜日にはちょうど大使を含む日本大使館の方々がやってくるので、建物を日本の援助でという話しも出るのではないかと思っています。


ちなみに彼の自立生活センターの名前「カイゼン」はもちろんトヨタの生産方式で有名な「改善」から来ています。「カドタ」ができたり、コスタリカのセンターはちょっとした日本ブームみたいになっていますね。これで、コスタリカのセンターは、モルフォとサンビトの「エスペランサ」、グアピレスの「カドタ」につづき、4つ目になりました。かなり強力な絆で結ばれた仲間が全国に拡がって行くのはとても心強いです。

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